医学生・研修医の皆様へ

For Student & Intern

研修プログラム

01.グループ診療体制、指導医による手厚い指導

グループ体制で毎朝ブリーフィングによる情報共有、症例の検討を行いながら診療を行なっています。

02.豊富な症例数、幅広い疾患を経験

1ヶ月での外来患者数 約1000名、入院患者数 約700名と豊富な症例を有します。
頻度の高い疾患は肺癌、縦隔腫瘍、悪性胸膜中皮腫など腫瘍性疾患が約6割を占めています。
さらに急性肺障害、間質性肺炎、膠原病など難治性疾患への積極的な治療にも取り組んでいます。

03.国内・海外への学会参加や留学

国内学会以外に毎年米国やヨーロッパなど海外学会への参加を行なっています。若手医師の国内留学にも積極的に取り組んでおり、基礎医学の研究を望む場合には、大学院への進学や海外留学も行なっています。

04.研修期間について

日本内科学会認定内科医取得のため、3年次は大学附属病院で研修します。最短で4年次に認定内科医試験を受験し、 日本内科学会認定内科医が取得できます。4年次から7年次は大学附属病院、関連施設である研修病院で研修を受けます。さらに7年次に日本呼吸器学会専門医を受験し資格を取得することを目指します。

週間スケジュール

  • am
  • pm
  • Mon
  • モーニングカンファレンス
    チームブリーフィング
  • 気管支鏡検査
  • Tue
  • チームブリーフィング
  • 気管支鏡検査
    全体カンファレンス
    合同カンファレンス(呼吸器内科・呼吸器外科・放射線治療科)
  • Wed
  • モーニングレクチャー
    チームブリーフィング
  • Thu
  • 教授回診
  • 病棟診療
    気管支鏡検査
  • Fri
  • モーニングレクチャー
    チームブリーフィング

教育関連病院

大牟田天領病院 WEBSITE

〒861-1196 福岡県大牟田市天領町1丁目100番地

TEL:0944-54-8482

公立玉名中央病院 WEBSITE

〒865-0064 熊本県玉名市中1950

TEL:0968-73-5000

国立病院機構熊本再春荘病院 WEBSITE MESSAGE

〒861-1196 熊本県合志市須屋2659

TEL:096-242-1000

熊本再春荘病院 呼吸器内科様よりメッセージ

本院は、熊本市中心部から北へ約12km、広大な敷地(ヤフオク!ドームのグラウンドの約13倍)の自然豊かな環境の中にあります。熊本市内からは、菊池電車での通勤も可能です。入院病床数は461床で、一般が301床、政策病棟が160床となっています。呼吸器内科は6名(呼吸器専門医4名)体制、病床数は50床で、呼吸器疾患を扱う病院としては、菊池郡市における唯一の公的病院であるばかりでなく、熊本県下においても有数の病院です。

地域医療支援病院として地域医療に貢献するため、呼吸器外科、放射線科 認定看護師【感染管理:ICT(感染対策チーム)、慢性呼吸器疾患看護:RST(呼吸サポートチーム)、がん化学療法看護、緩和ケア、摂食嚥下障害看護】、リハビリテーションスタッフ、MSWとも連携を図り、呼吸器内科医が中心となって、呼吸器疾患全般にわたり、質の高い最新の医療を提供できるように努めています。疾患としては、呼吸器感染症、肺癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、気胸、睡眠時無呼吸症候群など、呼吸器疾患全般にわたって幅広く診療を行っており、特殊外来として、いびき外来、禁煙外来も行っています。

熊本県指定がん診療連携拠点病院として、化学療法はもとより、緩和ケアチームによる活動や緩和ケア研修会も行っています。また、アレルギー専門医教育研修施設(準施設)として、気管支喘息を中心としたアレルギー性呼吸器疾患の診断と最新の治療にも力を入れており、呼気一酸化窒素濃度の測定や生物学的製剤を用いた治療も可能です。また院内に治験管理室が常設されており、新薬の開発・発展のため、積極的に治験にも参加しています。

平成24年からは、EBUS-GS法を用いた肺野末梢病変の正確な診断、またEBUS-TBNA法による縦隔・肺門リンパ節病変の診断など、最新の検査が可能となっています。肺末梢小型病変に対しては、細径あるいは極細径気管支鏡を適宜使用しており、内視鏡的に診断が困難な場合には、放射線科によるCT下経皮針生検や、呼吸器外科による胸腔鏡下生検を行っています。また、肺癌のドライバー遺伝子解析、PD-L1解析などを常時施行し、LC-SCRUM JAPANなどの臨床試験グループにも参加し、適切な分子標的治療、免疫チェックポイント療法が行える体制を整えています。気管支鏡検査当日の朝には、症例の気管支鏡カンファレンスを行っており、難治性気胸に対するEWS治療やマイクロ波凝固療法などの気管支インターベンションも必要に応じて行っています。

病棟回診、入院カンファレンス、退院カンファレンスは、それぞれ週に1回行っており、全症例についてスタッフ全員で検討するというチーム医療の体制をとっています。また抄読会、輪読会も週に1回ずつ行い、臨床・研究のレベルアップも図っております。

熊本市立熊本市民病院 WEBSITE MESSAGE

〒862-8505 熊本県熊本市東区湖東1丁目1−60

TEL:096-365-1711

熊本市民病院 呼吸器内科様よりメッセージ

熊本地震で被災した熊本市民病院は、2019年秋に病床数388床、28の診療科を有する総合病院として新築移転・再出発予定であり、現在は外来診療と簡易手術、およびわずかな入院診療を行いながら再起に向けて奮闘中です。
2019年秋以降、新しくきれいになった新病院で一緒に仕事をしてみませんか?

熊本赤十字病院 WEBSITE

〒861-8520 熊本県熊本市長嶺南2丁目1−番1号

TEL:096-384-2111

熊本地域医療センター WEBSITE

〒860-0811 熊本県熊本市中央区本荘5丁目16−10

TEL:096-363-3311

熊本中央病院 WEBSITE MESSAGE

〒862-0962 熊本県熊本市南区田井島1丁目5−1

TEL:096-370-3111

熊本中央病院呼吸器科様よりメッセージ

皆さんお元気ですか。熊本中央病院は南区田井島の、産業道路と東バイパス交差点付近です。よくクルマは混みますが、お隣にユメタウンはませんがあるので、お買い物や映画鑑賞には便利な場所ですよ。

中央病院呼吸器科は、現在10人の医師で仕事をしています。内科と外科が一体である事など、診療スタイルは特徴がありますので、少し紹介させてください。

◯外科と一体なので、検査・治療の選択肢が広く、迅速に進めることが出来ます。肺がんの手術はもちろん、間質性肺疾患の外科的生検も、数日以内には施行しています。膿胸、気胸なども外科と協力して、最適な治療法を選択します。

◯呼吸不全診療や、肺の術後管理に特化したRCUを、呼吸器科病棟内に併設しています。挿管人工呼吸に加えて、非侵襲的人工呼吸、体外陰圧式人工呼吸、ハイフローセラピーなど様々なデバイスを選択し、看護師、専任の理学療法士、MEなどの優秀なスタッフと共に最先端の呼吸ケアを実行出来ます。

◯年間500例程度の気管支鏡検査を行っています。EBUS-GS、EBUS-TBNAも相当数あり、気道内病変に対するアルゴンプラズマ焼灼術やステント挿入、難治性気漏に対するEWS処置なども出来ますので、気管支鏡の研鑽を積むには良い環境でしょう。

◯朝はちょっと早いスタートです。毎朝7時30分に集合して、全例カンファレンスを週に2回、抄読会2回、ケースカンファレンス1回を行なっています。外科、放射線科の参加するカンファレンスもあり、集学的治療の相談が容易に出来ます。診断についても困ったときに相談する機会がたくさんあります。

夕方に公式なスケジュールはほとんど組まれていませんので、時間内にキッチリ仕事すれば、早めに帰って色々エンジョイできるかもしれません。

◯肺癌の治療選択で重要な遺伝子や蛋白発現については、院内でEGFRとALKの検査が出来るので、治療方針の決定が速く、ストレスが少ない診療が出来ます。根治的、姑息的な放射線治療についても、放射線科と良好な連携が取れているので、院外への定位放射線治療以来も含め、スムーズに行えます。

◯熊本大学呼吸器内科と連携して臨床研究なども積極的に行っていきます。中央病院に在籍中の研修や学会参加については、呼吸器科独自の補助を規定しています。

それでは、田井島でみなさんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

済生会熊本病院 WEBSITE

〒861-4193 熊本県熊本市南区近見5丁目3番1号

TEL:096-351-8000

熊本南病院 WEBSITE

〒869-0524 熊本県宇城市松橋町豊福2338

TEL:0964-32-0826

熊本労災病院 WEBSITE MESSAGE

〒866-8533 熊本県八代市竹原町1670

TEL:0965-33-4151

熊本労災病院様よりメッセージ

熊本市の南40kmにある八代市は、人口約13万人、東は九州山地、西は有明海に接し、球磨川と氷川が運んだ土砂からできた堆積平野を長年の干拓事業で大規模に拡大した全国有数の農業生産地であり、また県内有数の工業都市です。交通アクセスは、九州縦貫自動車道、南九州西まわり自動車道の分岐点であり、九州新幹線新八代駅、国際クルーズ船拠点の八代港があり九州の交通の要衝です。当院は昭和29年2月労災患者を対象に診療を開始しましたが、時代は変わり現在では救急医療をはじめとする地域の高度専門医療を担っています。

当院の呼吸器内科は、常勤医師7名で、呼吸器感染症、肺癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎など呼吸器疾患全般に関して、県南地域医療機関からの紹介・救急患者に対応しています。また肺合併症のリスクのある生物学的製剤の使用増加から、リウマチを初めとした膠原病等も整形外科/皮膚科等と協力して診療しております。

内訳としては高齢化社会を反映して肺炎・胸膜炎などの感染症が376名(40.4%)と最も多くの割合を占めています。特に高齢者の誤嚥性肺炎での救急入院が多く、必要時は当院耳鼻咽喉科に依頼しての嚥下評価、嚥下リハビリも行っています。肺癌は平成27年度の当院初診患者数102名と部位別腫瘍で最も多くなり、化学療法による治療効果も高くなり入院に占める割合も299名(26.5%)と著明に増加しています。気管支喘息・肺気腫などの閉塞性肺疾患は外来での治療コントロールが良くなり74名(8.8%)と入院割合としては減少し、殆どは救急や他院からの紹介入院です。自然気胸は21名(2.0%)で、必要に応じて当院呼吸器外科での手術も行っています。間質性肺炎は特発性・膠原病関連肺炎・薬剤性肺炎等も含めて76名(4.4%)と増加しています。その他の疾患は膠原病・不明熱・感染症等で156名(16.6%)とほぼ一定割合で、総合内科的な役割も担っています。特殊外来として、職業性肺疾患、特にじん肺、アスベスト関連疾患に関しては数少ない専門医療機関として、診断や手帳検診等で県外からも広く紹介を受け入れアドバイスや労災疾病申請の援助を行っています。また、当院の特徴は呼吸器内科7名、消化器内科7名、神経内科3名、糖尿病代謝内科3名の4科が内科グループを形成して、研修医も加わり昼間の内科系救急患者のトリアージ役を担っています。救急から呼吸器専門領域まで幅広く研修ができる病院と考えております。見学などいつでも受け入れます。

熊本総合病院 WEBSITE

〒866-8660 熊本県八代市通町10−10

TEL:0965-32-7111

水俣市立医療センター WEBSITE

〒867-0041 熊本県水俣市天神町1丁目2−1

TEL:0966-63-2101

上天草総合病院 WEBSITE

〒866-0293 熊本県上天草市龍ヶ岳町高戸1419−19

TEL:0969-62-1122

県立延岡病院 WEBSITE

〒882-0835 宮崎県延岡市新小路2丁目1−10

TEL:0982-32-6181

若手医師からのメッセージ

女性医師からのメッセージ

「しなやかなワークライフバランスのススメ」 吉田 知栄子

21世紀の訪れとともにはじまった医師としての生活も早いもので20年を迎えようとしています。
この間、女性の社会進出への理解が進み環境が整備されてきたこともあり、呼吸器内科でも一緒に働く女性の先生方が増えてきました。仕事をもつ女性は、社会人としての研鑽を積む時期と結婚、出産、子育てという人生の大きな節目を同時期に迎えるため、家庭との両立ということが課題となります。母かつ医師の両立を志しても、“医師ときどき母”もしくは“母ときどき医師”というようにその役割に軽重をつけて立ち回らなければならず、そしてそれは、こどもの成長にあわせて年の単位でも、あるいは、体調や突発的な出来事の支援のために日の単位でも変化していきます。そんななかで同じペースで仕事を続けていくことは容易ではなく、また、どんなに準備をしても“想定外”という状況に遭遇することもしばしばです。このように女性は求められる役割の変化や仕事に割ける時間の制限がありますが、一方で、仕事以外の経験を通しての人との出会いや子育てを通して培った経験は、物事の考え方や行動において多様性の源となり、ある種の“しなやかさ”が備わることで、それが臨床や研究の場にも活かされると感じています。そして最短距離で走ることはできなくても、医師を志した時の夢をあきらめることなく仕事を続けることで得られた経験は、人生をより豊かにしてくれました。こどもたちにとっては、家に母親がいないことで、転んだ時や学校で嫌なことがあったときに1人で立ち上がり、そっと涙をふかざるをえなかった経験もあるだろうと思うと心が痛みます。でも幸い、こどもたちもたくさんの人の優しさや愛情に触れる機会を逆に得て、その恩恵をうけて育ってきました。ともに汗や涙を流し、同じ志をもってがんばることができる仲間に出会えることが、仕事や人生においてとても大切なものではないかと実感しています。熊本大学の呼吸器内科には、先代から培われてきた良医を育てるための豊かで温かな土壌があり、そして今、新たな陽射しのもとで若い芽がすくすくと育っていく環境が整いつつあります。さらに呼吸器内科学分野は、基礎から臨床、臨床においては超急性期から慢性期まで活動の場は多岐にわたっており、変わりゆく女性のライフステージに合わせて一様ではない“しなやかな”働き方の設定が可能な分野でもあります。
呼吸器内科に興味はあるけれど、「実際にはどのような感じなのだろう?」と思われたら一度私たちの教室を訪ねてみませんか?臨床や研究に邁進する姿あり、家庭との両立のため日々奮闘する姿ありで、これから目標にむかってがんばる先生方の“しなやかな”働き方の一助となる出会いがあるのではないかと思います。

女性医師からのメッセージ

「国内留学~神奈川県立循環器呼吸器病センター~」 岡林 比呂子

私は昨年の春から神奈川県立循環器呼吸器病センターに間質性肺炎の勉強のため国内留学しています。間質性肺炎は診断も治療も難しく、同じ病名であっても経過が様々で悩ましい疾患です。これまで間質性肺炎の患者さんを担当させて頂いてきたなかで、自分の力不足を感じることが多々あり、より多くの臨床経験を積みたいと思い国内留学させて頂くことになりました。
神奈川県立循環器呼吸器病センターは間質性肺炎の症例数が豊富で、外科的肺生検やMDD(multi-disciplinary discussion)を積極的に行っている病院です。間質性肺炎では臨床医、画像医、病理医による多職種での議論により診断するMDDが推奨されていますが、実臨床では臨床医、画像医、病理医が揃って検討することは難しく、外科的肺生検を行える施設も限られています。また2017年からクライオバイオプシーを導入している病院でその手技についても学ぶことができます。クライオバイオプシーは組織を凍結して採取する生検方法で、TBLBより大きく組織がとれるため、間質性肺炎の診断において注目されている検査です。手技を行うことだけでなく、病理医の先生とスライドを一緒にみながら、今後の治療方針を検討することができるのは非常に恵まれた環境であると感じています。
ここでの経験は大変貴重で学ぶことの多い日々を送っています。神奈川県立循環器呼吸器病センターへ快く送り出してくださった医局の先生方には大変感謝しています。熊本に戻ったときには、ここでの経験を生かせるように精一杯研修していこうと思います。

大学院生からのメッセージ

熊本大学大学院生命科学研究部 呼吸器内科学分野(機能病理学分野) 天神 佑紀

私は熊本大学の基礎医学研究棟にある伊藤隆明教授の研究室へ出向させて頂いております。伊藤教授の研究室は病理教室ですが、小細胞肺癌を中心とした研究も行っております。熊本大学の呼吸器外科や耳鼻咽喉科・頭頚部外科の医局に所属する若い先生など、大勢の先生が出向という形で毎年来られています。私はそんな皆さんと御一緒に、小細胞肺癌をテーマに研究を行わせて頂いております。
私は呼吸器内科に入局し、大学の関連病院で呼吸器内科全般の研修を行わせて頂き、呼吸器専門医を取得致しました。感染症やアレルギー性疾患、膠原病、悪性腫瘍など幅広い病態の診療に関わることが出来る呼吸器内科に魅力を感じ、入局させて頂いた訳ですが、その中でも肺癌に最も強い興味があり、大学院では肺癌の基礎研究に是非携わらせて頂きたいと思っておりました。近年の肺癌診療の発達は著しく、epidermal growth factor receptor (EGFR)の遺伝子変異などに対する分子標的治療は勿論のこと、免疫チェックポイント阻害剤の出現など、日々知識のアップデートが欠かせない状況にあります。しかし、未だ現実的には進行肺癌を根治することは不可能であり、特に小細胞肺癌に関しては昨今の目覚ましい治療の発達をもってしても、数十年前と比較して成績は殆ど向上していないと言っても過言ではありません。
呼吸器内科医として肺癌に対する一般的な診療は私も一通り経験した訳ですが、大勢の患者が標準治療を行ってもわずかな延命を得るのみで、若くして亡くなられた症例も多く経験しました。特に小細胞肺癌は、従来の殺細胞性抗癌剤に初期こそ反応は良好なものの、数ヶ月で一度再発すれば、もはや手の打ちようがないことが殆どです。目の前で亡くなっていく大勢の患者を前にして、ガイドラインに準拠した数十年前からほぼ変わらない一辺倒な治療法を身につけただけでは、私自身全く達成感がありませんでした。診療一般に言えることだと思いますが、ミクロの見地からも病態を見つめなおす必要があり、病気に対する分子生物学的な理解を深めることが必要であることを強く実感しました。
幸いにも教授・医局長のご厚意で出向させて頂く機会を得、小細胞肺癌の基礎研究を行っている伊藤教授の下で研究出来ることとなりました。病理は勿論のこと、扱うテーマ次第では、他の研究室の先生方にも御協力頂き、様々な手法を用いて多角的に小細胞肺癌を見つめることが出来ています。私自身は小細胞肺癌の重要なdriver oncogeneの一つであると考えられるachaete-scute complex homolog 1(ASCL1)とその関連分子について、神経内分泌分化制御機構など発生医学的な視点も交えて研究を行っています。
熊本大学呼吸器内科に入局された先生方は、医局の人員の事情などが許されれば留学や出向など全国で活躍された後、熊本に戻ってこられている方も少なくありません。また、坂上教授が新たに着任され、私の研究テーマと近い内容の臨床症例を早速御一緒に解析・討論させて頂き、有意義な研究生活を過ごせていると実感しています。医師として患者を実際に診察し、そして研究も頑張りたいと考える若い先生方は、是非一緒に呼吸器内科で仕事をしましょう。

大学院生からのメッセージ

『卒後5年を迎えて』熊本赤十字病院 呼吸器内科 今村 光佑

初期研修中は月単位での各科の研修で日々新たなことを学んでいきます。すべてがゼロからのスタートで、自分のできることが確実に増えていきどの科での研修も充実したものでした。そんな中で検査や処置等が少なく患者さんと向き合う時間が多いと思ったこと、感染症やアレルギー、悪性腫瘍、膠原病など幅広い分野に関連することから呼吸器内科に入局しました。卒後3年目は熊本大学医学部付属病院で基本的なことを学び、卒後4年目から熊本赤十字病院に赴任して現在2年目を終えようとしています。新年度からは大学院進学を予定しています。大学院に進学しようなんて全く考えていなかったことですが考えが変わったのは「何となく」からでした。
熊本赤十字病院は救急に力を注ぐ急性期病院で多くの症例を経験することができます。赴任した当初はシステムにも慣れず気胸でさえ新鮮に感じましたが、この新鮮さもあっという間になくなっていきました。そこで同じ対応ばかり繰り返していても成長はしていかないと思い自分なりに新たな試みを取り入れていきました。もちろんエビデンスのある範囲での取り組みです。同じような薬でもよく効いた症例が多ければ積極的に使いますし、あまり効かない症例が続けば消極的になります。「何となく」薬の好みがでてきます。薬の選択に限らず、以前経験した患者さんのことが「何となく」頭によぎったことで、早期に診断に至ったこともあれば、以前困ったことを予め考えて動くことができたこともありました。自分の成長として感じることができる場面ではありますが、「何となく」という直感的なことに由来しています。そこで前の患者さんと今の患者さんの共通点を考えてみますが、結局は「何となく」な共通点です。たかだか5年の経験なので大した経験ではありませんが、このまま臨床を続けていてもいつまでも個人的な「何となく」で終わってしまうと思うようになりました。そこでこの「何となく」を客観的に検証する方法を学ぶ場として大学院への進学を考えるようになりました。
臨床で得られた経験や疑問を解決していくことは臨床をやっていないとできないことですし、このタイミングで新たな着眼点を身につけることでその先の経験からより多くのことを気づくことができるようになれればと思っています。

入局のお問い合わせ

お問い合わせ先

熊本大学医学部附属病院
呼吸器内科 医局長 佐伯 祥

E-mail:kokyukinaika@kumamoto-u.ac.jp
TEL:096-373-5012(医局直通)
FAX:096-373-5328

呼吸器内科への入局や病棟やカンファレンスの見学を希望される先生方の問い合わせには、随時対応させていただいております。
上記宛、または問い合わせフォームにお気軽にご連絡下さい。 呼吸器領域にご興味のある方はどなたでも大歓迎です。

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